バレエ教室に通うなら揃えるアイテム

バレエ教室

近頃は子供にバレエを習わせるのがブームのようです。

セレブな家庭は間違いなく子供の習い事にバレエを選ぶので、お金持ちっぽい人が いたら「あなたのお子さんはバレエ教室に通っていますか?」と訊ねればどれだけ 裕福なのかはある程度の予想がつきます。 なぜお金持ちが子供をバレエ教室に通わせるのか、言い換えれば金銭的に余裕が なければ習い事にバレエを選択できないかについてですが、習字やソロバンよりも お金がかかることが理由になるでしょう。 授業料ということではなく、学ぶために必要な道具を揃えるのにお金がかかるので 定期的に質屋のお世話になっていたり、リサイクルショップの常連さんでは子供を バレエ教室に通わせ続けることは大きな負担になるのです。 授業料だけなら1回あたり3千円位からのスクールもあるので飛びぬけて高額 でもありませんが、レッスンで使う道具はバレエにしか使えない物が多く、また これがなければ練習にならない類の重要なものばかりなので、一通り購入して 揃えなければ始まらないのです。 では何が必要なのか、バレエにおける3種の神器と呼ぶに相応しいアイテムは バレエシューズ、レオタード、タイツの3つです。 この品々は1回買えばそれでオッケーではなく、成長期のお子さんの習い事という ことなので背が伸びたり足が大きくなったら新しいのに買い換えなければならず、 レッスンを受け続ける期間中は継続して出費が続きます。 それぞれそこまで高額な品ではありませんが、子供の成長速度によっては毎月 なにか1つは買い換えることになるかもしれませんし、月謝以上の出費になっても おかしくはないのでバレエ教室に通わせる親は覚悟が必要です。 しかし本当に大きな出費はそれだけでありません。 高額な費用のかかる発表会こそが最も親の恐れることではないでしょうか。 発表会とはご両親や親戚、祖父母やお友達に教室で学んだ成果を見てもらうため に開かれるのですが、いつもレッスンを受けている場所ではなく大きなホールを 借りてそこで開催されるのが一般的です。 もともとバレエはお客さんに観に来てもらうことが前提になっているのですし、 習い事でもプロのように晴れやかな舞台を用意して披露する機会を設けているので、 バレエ教室に通わせるのなら発表会を念頭にレッスンを受けることになります。 毎年1回開催するスクールがほとんどで、継続して教室に通わせるのなら避けては 通れないイベントですしお子様も楽しみにしているでしょうから、親としても この出費を受け止めるしかないのですがなにぶん高額な費用がかかります。 会場になる施設を借りたり当日のスタッフの人件費も発生するのですが、最終的に それは出演する子供の親が負担することになります。 バレエ教室が赤字になるようなイベントを企画することはできませんし、関係者 もボランティアで手伝ってはくれません。 観客から入場料を徴収できる質でもなく、発表会は本人たちのために行われる 意味合いも大きいので生徒の親が分担して負担することになるのです。 規模にもよりますがその金額は5万円~10万で、これが毎年になるのでちょっと 苦しいかなというのが大抵の親の感想ではないでしょうか。 このように入学金や月謝だけなら負担に感じないご家庭でも、レッスンに必要な 道具代や発表会までを考えると「うちみたいな庶民にはハードル高すぎ」となり、 スイミングスクールや音楽教室に通わせることになるようです。 なのでバレエ教室に通わせるのは一部のセレブになるのですが、中には発表会の タイミングを避けて通わせる親もいるので必ずしもこの法則通りではありません。 とにかくお金のかかるバレエ教室ですがここでは道具に関することをいくつか 紹介してみますので、授業料、発表会の費用と合わせて自分の子供をバレエ教室に 通わせるかの判断をするのに役立ててください。