バレエ教室に通うなら揃えるアイテム

タイツ

レオタードほどの存在感はありませんがタイツも重要アイテムです。

バレエ用品の中では地味な方に分類されるタイツですが、これがなければ困ること 間違い無しですし、絶対に欠かせない装備です。 もし異議があるのならバレエ教室のコーチにタイツ無しでレッスンを受けることを 提案して、どれだけ反対されるか試してみてください。 よほどの事情がない限り認めてもらえないはずです。 見た目も重要ですがタイツも機能性を備えており、もしも無しでレッスンを受ける と空調が効いている空間でも足に汗が流れてちょっと嫌な感じになります。 その汗が床に落ちると滑って転ぶ危険もあるし、それが他の生徒にも及ぶとなれば コーチとしては見過ごすわけにはいきません。 みんなが安全にレッスンを受けられるよう、床が滑らないように指導するのは コーチとして当然の行いでしょう。 もし暑いからという理由でタイツの着用を拒むのならバレエ用の靴下もあるので これを履いて汗を吸収させることができますが、素足にレオタード、踝も太もも も素肌を露出したままレッスンを受けることは責任者としては黙認も許可も簡単 にはすることができないのです。 「滴るほど汗をかくわけがない、そんなにハードでスパルタなレッスンを生徒に 受けさせているのか?」と憤る親御さんに言いますが、これは可能性の話なので 実際に全ての生徒さんがそんなに汗かきだということではありません。 ただそうなった場合に危険だから未然に防ぐ、そういう意味での話です。 汗っかきの体形はだいたい肥満で、バレエ教室に通う生徒には少ないとは思います が中にはスリムな汗っかきもいます。 入学時に全ての生徒の発汗量を調査して要注意人物をピックアップしておく、 というのも床滑り対策としてはありかもしれませんが、それをやると気分を害す 子や親もきっと出てきますから実用的ではありません。 一律にタイツの着用を命じたほうが現実的なアイデアで、これなら傷つく人は0、 とっても平等な解決法です。 またタイツは汗を吸収してくれる役目を持つだけでなく、脚をビューティフルに 魅せる効果もあることは女性なら知っているでしょう。 でなければこれだけ多くの女性がタイツを愛用していませんし、デパートや コンビニで多くのタイツが販売されていることからも明白な事実です。 そして男性の多くもタイツが素晴らしいことは理解しています。 男性の場合はあまり自分で着用はしませんが、女性の脚を包んでいるタイツが 近くを通ったらついつい目で追ってしまいます。 「別に太ももには興味ないけどタイツが気になって」という男性は多いのです。 なので脚の大部分を露出することになるバレエではタイツの着用は必然で、 踊る人をキレイに見せるため今では年齢問わず欠かせないアイテムです。 バレエ用のタイツは普通のタイツよりも踊りやすいように製造されており、通常の 品よりも伸縮性に優れています。 また通常品とは違ってユニフォームの一部として見られるので、簡単に伝染したり 毛玉が発生しないなど耐久力もあります。 数回履いたらダメになるような品ではバレエ教室に毎週通う生徒が使うには不向き ですし、購入するならバレエ用のタイツを選びましょう。 色も数種類あるのでどれにするか迷いそうですが、バレエシューズの色に合わせて 決めればいいかと思います。 レオタードよりもシューズに近い色で、シューズが目立たないような色のタイツ にすると着用者の足元までスマートに見えます。 レオタードの色に合わせようとする人もいますし最終的には好みの問題なので 強く勧めはしませんが、右も左もわからない初心者ならシューズの色にあわせれば 失敗することはありません。